
太平洋戦争末期、激しい戦闘が行われた沖縄戦。
アメリカ軍は沖縄本島の西海岸から上陸し、沖縄本島で戦闘が始まりました。
アメリカ軍が上陸したのは、現在の北谷町から読谷村にかけて、20キロほどの海岸線です。アメリカ軍が上陸をした海岸にはいくつか「アメリカ軍上陸のモニュメント」があります。
1945年4月1日、本島西海岸に上陸。沖縄戦開始。

1945年4月1日朝、アメリカ軍は1,500隻近い艦船と延べ約54万人の兵員で沖縄地方に来襲しました。
(沖縄本島上陸に先立ちアメリカ軍は慶良間諸島に上陸し、激しい戦闘が行われアメリカ軍が占領。)
そのうち4個師団、海兵隊3個師団など約20万人の兵力で沖縄本島へ沖縄本島中西部海岸(現在の読谷村〜北谷町海岸)上陸を開始。北谷町の海岸にも多数のアメリカ軍が凄まじい援護射撃や艦砲射撃の元、上陸しました。日本軍の守備が手薄だったこともあり、その日のうちに6万人が揚陸しました。
当時の証言から、戦艦や多数の船で海岸周辺の海面が黒く覆われていたそうです。
解説:師団
師団とは軍の編成単位の1つ。師団1つで作戦を遂行したりする。師団の下には旅団がある。その国の軍隊のもよるが、1師団5千人〜2万人程度。
引用:wikipedia
上陸地点の1つ、北谷町の砂辺馬場公園内には「アメリカ軍上陸のモニュメント」があります。
モニュメントを読んでみると、アメリカ軍の艦砲射撃で海岸線も地平線も山も、地形が変わるほど爆弾を打ち込んだと書いてあり、圧倒的な火力を持って上陸したことがわかります。
ここからアメリカ軍は南北に分かれて沖縄本島に侵攻していきます。
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家族連れで賑わう北谷町砂辺の「砂辺馬場公園」

この公園はビーチと隣接しており景色が良いのと、広い敷地ということもあり、家族連れの方もよく訪れます。私が訪れた日も休日という事もあり、若者グループ・家族・基地関係の人でとても賑わっておりました。その光景からはとてもここが戦場だとは想像ができません。
日本とアメリカの子供たちがバスケットをしていたのが印象的でした。その姿を見て、いつまでも戦争のない世の中であって欲しいと願いました。
北谷の観光スポット「アメリカンビレッジ」から車で10分。夕日が綺麗な「宮城海岸」から車で5分なので、観光ついでに足を運んでみては如何でしょうか。
沖縄戦の戦争遺跡・慰霊碑は以外と観光施設や日常のすぐ近くにあります。
「アメリカ軍上陸地モニュメント」
- 住所
- 沖縄県中頭郡北谷町字砂辺1番地4砂辺
- 駐車場
- 20台
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